「RISU算数って、算数が得意になるって聞くけど、本当に効果あるの? うちの子に合うのかな……」
算数に特化したタブレット教材として名前を聞くRISU。算数が好きな子にも、苦手な子にも気になる存在ですよね。わたしは小学校の教員を10年つとめ、いまは3人の子ども(うち1人が小1)を育てています。今日は、「どんな子が伸びやすく、どんな子には合いにくいか」を、元教員の視点で正直にお伝えします。
先にお伝えすると、RISUのような算数特化型は「ハマる子はぐんぐん伸びるけれど、合わない子もはっきりいる」タイプの教材です。その見分け方を整理します。
この記事でわかること
- RISU算数の特徴(無学年式・算数特化)と料金の仕組み
- 得意になりやすい子のタイプ/合いにくい子のタイプ
- 検討するときのチェックポイント
RISU算数の立ち位置
RISU算数は、算数に特化した、学年にとらわれない「無学年式」のタブレット教材として知られています。理解度に応じて、どんどん先に進めたり、つまずいたところに戻ったりできるのが特徴としてよく挙げられます。未就学のお子さん向けには、別の入口として「RISUきっず」というコースも用意されています。
RISU算数の料金の仕組み
RISUは料金の仕組みが少し独特なので、公式サイトで確認できた内容を整理しておきます。
RISU算数(小学生向けコース)は、「基本料」+「利用料」の2階建てになっています。
- 基本料:年額35,376円(税込)。月換算すると約2,948円です。
- 利用料:進み具合に応じて変わる変動制です。「利用を始めてからの累計クリアステージ数を、利用した月数で割った月平均クリアステージ数」に応じて段階的に決まり、月平均1.0未満なら0円、1.0〜1.3未満は1,408円……というように上がっていき、3.0以上になると上限の月8,778円(税込)になります。
つまり、あまり進めていない月は利用料が0円に近く、どんどん進める子ほど利用料も上がっていく仕組みです。「先取りしたい子ほど料金も上がる」という点は、検討するときに知っておきたいポイントだと思います。
なお、未就学児向けの「RISUきっず」は仕組みが異なり、基本料のみ月2,948円(税込)で、利用料は一律0円となっています。小学生向けのRISU算数コースとは別の入口として案内されているので、対象年齢によって確認する場所が変わる点にも注意してください。
※料金体系は変更されることがあります。検討される際は、必ずRISU算数公式サイトの料金ページで最新情報をご確認ください。

得意になりやすい子のタイプ
- 算数が好き・もっと進みたい子:学年に縛られず先取りできるので、力を伸ばしやすい
- コツコツ一人で進められる子:自分のペースで黙々と取り組むのが好きな子と相性がいい
- つまずきを戻って学び直したい子:苦手な単元に戻れるので、穴をうめやすい
教室でも、算数が好きな子は「もっと先をやりたい」という気持ちが強いものです。学年の枠を超えて進める教材は、その意欲をうまく受け止めてくれます。
合いにくい子のタイプ(正直に)
- 算数にまだ苦手意識が強い子:問題中心で進むため、楽しさよりプレッシャーを感じることも
- 全教科をバランスよく学びたい家庭:算数特化なので、これ1つでは他教科はカバーできない
- ごほうびやキャラがないと続かない子:にぎやかな演出を期待すると物足りないことも
「算数特化」は強みでもあり、注意点でもあります。国語や他教科もまとめて見たいなら、総合型の通信教育と組み合わせるか、別の教材を選ぶのが現実的です。
向いているかどうかの見極め方
教室で算数の得意・不得意が分かれていく子どもたちを見てきて感じるのは、「先に進みたい欲」が強い子ほど、無学年式の教材と相性がいいということです。計算がひと通りできると「次は?」とすぐに聞いてくる子は、学年で足踏みさせられることをむしろ窮屈に感じやすいタイプです。
反対に、まだ「できた!」という小さな成功体験を積んでいる途中の子には、キャラクターやごほうびなど、楽しく続けられる仕掛けがある教材のほうが合うことが多いというのが、これまで多くの子を見てきた実感です。お子さんが今どちらのタイプに近いかを、日々の宿題への取り組み方や「もっとやりたい」と言うかどうかで見てみると、判断材料になると思います。
検討するときのチェックポイント
- 子どもが算数を「もっとやりたい」と思っているか
- 一人でコツコツ進めるのが苦でないか
- 他教科は別でカバーできているか
- 料金の仕組み(基本料+進み具合に応じた利用料)を理解し、納得できているか
まとめ
RISU算数は「算数を得意にしたい・先取りしたい子」には強い味方になりますが、苦手意識が強い子や、全教科を1つでまかないたい家庭には合いにくい面もあります。お子さんが算数にどう向き合っているかを見たうえで、料金の仕組みも公式サイトで確認しながら、まずはお試しで反応を確かめるのがおすすめです。
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元小学校教員(指導歴10年)/3児を育てる現役の親(うち1人が小1)
教室で見てきたことと、わが子で試したことを土台に書いています。
「正解」ではなく「一緒に考えるヒント」として読んでもらえたらうれしいです。


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